yuのほっこり暮らし

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京都秋たびで雅な世界へ。秋草と十六夜の月へいざなう

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 こんにちは、yu@yuka_8730です。

今回は、京都の秋たびへご案内したいと思います。

 

「京都の秋」というと、紅葉を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

まさにその通りで、11月~12月にかけては京都のあちこちで美しい紅葉を見ることができます。

 

しかし!暑い夏が終わり、秋を感じ始める頃が絶好のチャンスなのです!

過ごしやすくなり、寒くなってしまう前のこの時期だからこそ、歩きながらの散策が楽しい!

 

そんな最高のこの時期に楽しみたい、京都の雅な旅をご紹介していきます。

 

 

京都秋たびで雅な世界へご招待!秋草と十六夜の月へいざなう旅。

旅の概要をご紹介

今回は「秋草」をテーマに雅な旅と称して秋旅をしてきました。移動距離は、京都御所東~四条烏丸までです。

 

15:00 梨木神社

 

↓ 徒歩約10分

 

16:00 李青

 

↓ 徒歩約20分

 

18:00 らくたび京町家

21:00 解散

 

秋草の代表、萩の世界に魅了される「梨木神社」

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秋草のひとつ、「萩」の神社として知られている梨木神社。

京都御所のすぐ東に位置し、ひっそりとたたずんでいるので見落としに要注意です!

 

境内は萩で覆われており、緑あふれる神社となっております。

 

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また、京都三名水のひとつといわれる「染井の水」が流れており、地元の方々も汲みにきている様子が伺えました。

 

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観光客も少なく静かにゆったりと見れる神社なので、のんびり散策ができます。

 

梨木神社の詳細はこちらから→→梨木神社ホームページ

 

萩が有名っていうけど、そもそも秋草ってどんなものがあるの?

 

と秋草自体あまり知られていないのではないかと思います。確かに、桜や紅葉など有名な花草に比べると地味かもしれません。しかし、その繊細な美しさが秋の少し切なくなる季節にぴったりなのです。

 

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秋草の中ですと桔梗が比較的知られている方なのではないかと思います。しかし、昔は萩が秋の日本にたくさんあったため草かんむりに秋と書いて秋草を代表する草となったのです。

 

そんな萩を満喫できる梨木神社。

 

今回訪れた際はまだ少し早かったのですが、萩まつりが開催される9月の時期には満開になると言われています。

 

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2019年の今年は9月21日(土)~23日(月)に開催され、奉納行事では日舞や居合などふだん見ることのできない催しを鑑賞することができます。

 

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萩まつり限定の御朱印。デザインがとてもかわいい♡

 

萩まつりの詳細はこちらから→→萩まつりの日程

 

ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

韓国の雰囲気を感じながらほっとひといき「韓国喫茶  寺町 李青」

梨木神社で萩を鑑賞したあとに南へまっすぐ下っていくと、なにやら気になる看板を発見!

 

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前から気になっていた韓国の食やお茶がいただける「李青」でひとやすみ。

 

外観は京都ではなじみのある木造建築なのですが、ワクワクした気持ちで中に入ってみるとそこは他の京都カフェとはまったく異なる雰囲気でした。

 

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中に入った瞬間、そこには異国韓国の雰囲気が醸し出されており、置いてあるインテリアは日本ではあまり見ることのないようなものが見かけられました。

 

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テーブルのランプがレトロでかわいい♡

 

また、店内の中でも特に韓国の雰囲気を出していたのは販売されている雑貨の数々でした。日本にありそうでないオシャレな雑貨は、なんだか韓国ドラマなどで見たことあるような雰囲気。

雑貨以外にも喫茶で出されているお茶なども販売されていました。

 

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ミニチュアの韓国料理がかわいい♡

 

そして、メニューを見てみると体に良さそうなたくさんの種類のお茶がずらり。迷いに迷った末、おすすめメニューでもある「漢方豆乳ラテ」に挑戦してみました。

 

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漢方豆乳ラテ

 

漢方というと苦くて飲みにくいイメージだったけど、豆乳ラテになっていることでとても飲みやすい!

 

シナモンがかかっていることもあり甘い味だったので、これは挑戦して良かった!と思える大満足のドリンクでした。

 

落ち着く雰囲気に加え、飲み物もスイーツも健康に良さそうなものが多かったので、特に女性にはぜひとも訪れてほしいお店です♪

  

関連ランキング:カフェ・喫茶(その他) | 神宮丸太町駅京都市役所前駅丸太町駅(京都市営)

 

 

京町家で十六夜の月を眺める、らくたび主催「観月ゆるり茶会」

「李青」からさらに南へ徒歩20分ほど下っていき、四条烏丸付近まで来ると「らくたび京町家」にたどり着きます。

 

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入口には「登録有形文化財」の看板が掲げられており、いったい中はどんな町家なのかと期待がふくらんでいきます。

 

そもそも今回参加したイベント「観月ゆるり茶会」とは、「株式会社らくたび」が開催しているイベント。

 

らくたび」とは??

観光事業・出版事業・京町家事業、京都学の講演などを通して京都の魅力を発信している会社です。

 

定期的にとても魅力的なイベントを開催しているので要チェック!!

 

イベントの詳細はこちらから→→観月ゆるり茶会

 

そんな「らくたび」主催のイベントのひとつ、今回は中秋の名月ということもあり「観月ゆるり茶会」に参加しました。

 

町家の中に入ると二階へ案内され、会場には8名ほど参加者の方々が来られていました。

 

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お食事会場の様子

 

まず始めにガイドの方から中秋の名月や9月の京の年中行事についてのお話がされ、その後この日のために作られたオリジナルの精進料理をいただきました。精進料理なのでお肉は入っていなかったのですが、とてもボリューミーな内容で食べ応えアリ!

 

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精進料理のお弁当

 

その後順番に茶室に案内され、秋の和菓子とお抹茶を堪能。

 

通常は明るい茶室で御手前が行われるとのことでしたが、今回は観月茶会なのでろうそくの明かりのみの幽玄な雰囲気の中で行われました。

そのため、御手前の様子や抹茶碗を思う存分見ることはできなかったのですが、ふだん体験することのない茶会を体験できたので良かったです。

 

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鶴屋吉信のじょうようまんじゅう

 

お抹茶と和菓子をいただいてからは自由時間!

ガイドの方から祇園祭の話を聞いたり、蔵見学を通して京町家の説明を聞いたり。。。

京都について濃厚なお話の数々が聞けたので大満足!

 

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床の間の掛軸、花瓶、風鈴すべてが美しくうっとり。

 

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美しい日本庭園

 

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蔵の中から京町家を眺めた様子

 

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部屋のすみっこにかわいいお香を発見!

 

らくたびスタッフの方々にも興味津々だった私はスタッフの方々一人一人に質問しまくりでした苦笑

 

イベントは18時からだったのですが、満月がキレイに見えたときが21時頃だったので、月を眺めてから解散。

この日は16日の夜だったので、十六夜(いざよい)の月とのことでした。

 

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十六夜の月

 

イベント全体をふり返ってみると、京都・日本文化についてかなり満喫できる内容だったので、ぜひとも他のイベントにも参加してみたいと思いました。

 

 

 

おまけ:京都行事をマスターしたい人は、「京ごよみ手帳」がおすすめ!

京都は年間通して、あちこちでた~くさんの行事が行われます。

私自身、京都に移住してきたときに

 

「毎月京都の行事に参加したいけど、いつどこで何が行われているのかわからない...」

「簡単に把握できる方法ないかな~?」

 

と困りました。

 

そんなとき生粋の京都人の方におすすめしてもらったのが

「京ごよみ手帳」です!

 

 

 これは手帳ですが、京都の年間行事・祭が月ごと・日ごとに記載されており、詳しい上に持ち歩きもしやすいサイズなので超絶便利です!

 

京都の手帳で有名なのは「京都手帳」なのですが、こちらは行事に特化している「京ごよみ手帳」とは違い、京都全体の情報が記載されている感じです。

特に食べ物とか。

 

 

  • 京都の行事が知りたい方→京ごよみ手帳
  • 京都全体の情報が知りたい方→京都手帳

 

ちなみに私はどちらも使いました!笑

 

私がどちらも使ってみての印象としては、どちらもそれぞれ京都のことを知れたので良かったです。

京都の季節を感じながら、「今月・今日は〇〇があるから行こう!」などと予定がたてやすくなりました。

 

もし私のようにどちらも使ってみたい場合、

順番としてはまず①京都手帳を使って全体を知る→②もっとマニアックに知りたい!京ごよみ手帳を使って深く知る

 

この順番で使うのがおすすめです♪

 

旅のふりかえりまとめ

 秋草とお茶と月を堪能できた秋たびでした。

この時期だからこその旅だったので、かなり限定感のある内容だったかもしれません。

 

しかし、最後に参加した「らくたび」のイベントは頻繁に開催されているので、これからでも参加できます!

おもしろそうな内容のイベントが盛りだくさんなので、ぜひともチェックしてみてくださいね♪

らくたびのイベントはこちらから→→イベント・講座情報

 

 

紅葉だけではない京都の楽しみ方を、ぜひとも堪能してください。

 

それではまた、ゆるゆると~。